Columnコラム

売れる・商談依頼がくる・取材依頼がくる
3つ揃うLP(ランディングページ)の設計とは?

2021年10月22日

  • セールスプロモーション
  • 通販


先日告知いたしましたパネリスト登壇の件。
進行表をいただき、質問などを確認しておりまして

(なかなかお話させていただくには広域。笑)


交流人口にしても、売上の拡大、ブランド力の拡大にしても
マーケターが基本姿勢として持っているのは
「お客様の心理に負荷・違和感なく、購買など意図した行動変容を起こす成約ルートを確立させる」です。


これらにはとても深い設計が必要で、決して自社サービスが欲しくない人に買っていただくための方法を見つけることではなく
求める人・喜んでいただける人や企業と提供する人、企業、場所に、道を通していく仕事です。


その上で、本記事ではLP(ランディングページ)について、コロナ禍で通販を新たに始める会社様や
さらに強化される会社様などから制作依頼をいただくことが増え、かつ、弊社の特に得意な領域でもありますので


・顧客に売れるtoC強化
・商談依頼が来る、商談が優位に進むtoB強化
・取材依頼が来るtoM強化


3拍子揃った、結果を出すLP(ランディングページ)導線
LPの情報設計について、裏側を公開いたします。
(地方企業の商品に関するLP制作はまるっと弊社にお任せください。
なにせ、実務を伴って研究してきましたので再現性があります。)

売れる・商談依頼がくる・取材依頼がくる
3つ揃うLP(ランディングページ)の設計とは?


「買いたい」を起こす情報を揃える



商品がどんなに良質でも
「良質だと伝える」「良質だと証明する」
「買って後悔しないと確信できる」が備えられないと、ネット通販で売れることはありません。


ところが、このデジタルのセールスプロモーションを見ているお客様の心の変化に寄り添って
繊細に情報を配置できている地方企業は少ないですし


さらに言えば、LP制作をしている会社様も、デザインとしては美しくても
「売れるために必要な情報を集めているか」
「自然に購買に向かう情報の順序に配列されているか」を理解して、実装できている地方企業は少ないです。


なぜなら、運用しながらLPを改善する、という長期視点を持っていないから、ですね。
LPは作って終わりではなく、そこから保守、改善が必要なものです。


この前提を踏まえ、弊社が基礎骨格を教える、地域ブランド育成スクールカリキュラム資料から
抜き出したものがこちら。


細かく設計されることが伝わるかと思います。
ひとつひとつ解説していきます。


ファーストビューで「読み進めたい」を起こせないと即離脱



弊社では、KV(キービジュアル)について、クライアント様との打ち合わせ、届けたいお客様の設定
企業様への販路開拓へのLPなのか
一般消費者層への販路開拓のLPなのかによっても、KVの作り方が変わりますので
商品の販路拡大の設計から、しっかりヒアリングを行います。


「誰に届けるか」が明確でないLPは、成果を上げにくい上に
ご商談や取材獲得の二次、三次利用に使いにくいのです。
(ここまで深めて企業様の販路拡大をサポートする前提で、LPを設計する地方デジタルブランディング会社自体、実際多くありません。地方企業は、生産人口減少の中で貴重な人的リソースを無駄に使うことはできませんからデジタル資産を長期的に、効果的に配置する知恵を持つべきです。)


「誰に届けたいか」「その後どのようにLPを使い、市場配荷率を上げていくか」までを決定し
そのプランが実働に動くようなKVクリエィティブに入ります。
そのサービスのベネフィットや、独自性・希少性・限定性が伝わるキャッチコピーを考え抜くこと。
買いたい気持ちでLPに入ってきたお客様が、スムーズに購買に移る導線を備えることなど


ファーストビューの段階でいいLPかそうでないか
振り分けられるくらいに重要な部分になります。


KV時点で、届けたいお客様が離脱するような、必要とされる訴求が備わっていないものだと
この後にどんなに強みを表現していたとしても
ファーストビューから、読み進めていただくことができませんので


KVがLPの第一関門、と言ったところです。


「この商品は私のためにある!」を担うボディーコピー



次に必要なのが
「この商品、サービスは私のためにある」
「この商品、サービスを使うことで私の悩みが解決する」
の「サービスを自分ごと化する区画」に入ります。


サービスの対価をいただく、つまり売れる、というのは
お客様を満足させることができた、その等価交換です。


「この商品を買うことによって、自分は幸せになれる」
「この商品を書くことによって、自分は満足する」
この気持ちを起こす情報を提示します。


「こんなお悩み持っていませんか?」
「こんなことで困っていませんか?」
「こうだといいなと思った経験ありませんか?」
「こんな不便ありませんか?」


お客様の困りごと、不満に、望みに寄り添うことで
LPの中にお客様をぐっと引き込むことができます。


「自社だから解決できる理由」を示す



お客様の内側にぐっと入り込んだ次は
「自社だから満足いただける理由」
提示する区画に移ります。


逆に言えば、お客様の自分ごとにする前に
自社の価値を訴求したとしても
その必要性に気づいていただく前だと
価値の効力が薄いわけですね。


「自社サービスが優れている理由」
「自社でなければ提供できない理由」
「他社サービスとの比較」
「こんな方には特に満足いただけます」
「このような使い方がおすすめです」など


サービス、商品の独自性、希少性、ストーリーなどを整理整頓し
お客様が「確かにこの商品なら、買ってもいいかも」と
納得できるような詳細な解説を、丁寧に加えていきます。


社会的な信頼で、安心感という後押しを加える



サービスの詳細に触れたら
社会的な信頼を表現する区画が必要です。


RIGが経営するスイーツブランドには
社会的な信頼を持たせる情報として
4つを用意しています。


① お客様の声、口コミ、レビュー
② 受賞実績
③ 取扱、販売実績
④ メディア実績


4つあれば、相当な購買の後押しになりますので
クライアント様には、デジタル営業資産力の向上として
これらを積極的に獲得していただくサポートをしております。


なぜならば、お客様は、デジタル上の情報しか見ることができない中で
買う、というアクションに変わるには
販売者が提供する「うちのサービスいいですよ!」よりも
すでに利用したことがある人の「このサービスで満足しました!」の方が
信頼度としては、高いわけですから。


自社の声だけで完了させるより圧倒的に
お客様の購買に対する不安を解消してくれる区画になります。


購買をさらに促進する



ここまでで、自分に必要なサービス・商品であること
サービス・商品に対する理解
社会的な信頼を
お客様に提供してきました。


「買ってもいいな」
「買ってみたいな」
こうした心理に傾いている中で
まだ少し、迷いがある場合があります。


「今じゃなくてもいいかな」
「欲しいけど、また機会があるかもな」
こうした気持ちで、LPのスクロールをやめた経験が
皆さんにもありませんか?


ここでは、この心理に「ちょっと待って」「買うなら今ですよ」を
表現する区画で、購買を促進します。


例えばそれは、キャンペーンかもしれませんし
トレンドニーズを活用した、期間限定かもしれませんし
ブランド価値を高めながら
「今買いたい!」に心理が変わるような情報を配置します。


また、買わない理由を潰していくような
提案を掲載するのも、一つの手法です。
サービスの特性や価格に合わせて
適切なものを設定し、掲載します。


規格・料金・申込方法・お届けまでなど
サービス詳細を提示



ここまで来ると、買いたい気持ちを自然に高めることができていますので
お申し込みにスムーズに移行していただくための
サービス規格、料金、申込方法をご案内します。


売れていないLPの多くは
ここまで解説したすべてを完全に飛ばして
商品の端的な説明で終始しており


お客様の自分ごとに、自社サービス・商品を
フィットさせられていないケースがほとんどです。


月間1000件以上を過疎地の山の中から、全国に発送し
お取り引き依頼、取材依頼をいただくくらいに
LPの研究を重ねてきたRIGから、率直に申し上げますと
一度ご相談にいらっしゃいませんか?に尽きます。
段違いにブラッシュアップして
クライアント様の強い営業資産として、お返しいたします。


Q&A、提供者情報、開発ストーリー
想いを伝える区画を備える



最後に、お客様が持つ不安を解消するQ&Aまとめや
提供者情報(企業概要・営業日・Google map・問い合わせ先など)
そして、提供者の想いや開発に至るストーリー
SNSなどの詳細をお伝えします。


自社についての詳細は、後からで良いのです。
まずは、お客様に必要な情報を、優先的に網羅して配置することです。


繊細に作り込まれたLPは
御社の営業力を飛躍的に向上させます



弊社がLPを提供する強さのひとつに
クライアント様が何を価値として打ち出していくか
明らかに自覚できる、と言うのがあります。


地方企業様は意外と
自社の強み、独自価値、希少さを認識してないケースが多く
本来訴求すべき点を取りこぼしていたり
言葉に強さが宿っていないと感じることが多いのです。
価値が当たり前になって、価値を認識されていないことで
訴求力が弱まっていると感じています。


自社の価値がどこにあるか。
誰がそれを必要とするのか。
明らかな訴求ポイントをLPとして可視化しながら
心理を変えていく順序に、繊細に配置する。
だから、多角的に選ばれるようになる。


ブランディングとマーケティングを両輪で回す繊細さを持っているか、です。
小値賀地域ブランド製作所だからこそできるLP制作だと自信を持っておりますので
ぜひご依頼等はお気軽にお問い合わせくださいませ。

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では、また更新します!