Columnコラム

広告費・プレスリリース0で10ヶ月の取材40件超。
メディアから選ばれる3つのポイントを公開!

2021年10月21日

  • セールスプロモーション
  • マスメディア戦略

2021年10月の4週に渡り、NCC長崎『BIRTH 〜長崎から生まれる物語〜』に
長崎のクリエイターとしてピックアップをいただいております。
見たよ!とお声かけいただくことも多く、商品やブランドの認知を上げるため
また弊社を知っていただくためとは言えど
自分をスクリーンで見るのは正直いや、と思いながら、取材対応の反省を粛々としております。


個人的な想いはSNSなどに書かせていただいているので
本記事では、多くのメディア取材をいただいてきたからこそ
マスメディアの圧倒的な拡散力を、どう巻き込むかや
メディア実績を地方企業が販売戦略として
toBの対企業に、そしてtoCの対顧客様にどのように配置するか
など


地方企業×マスメディア戦略について深めてお伝えいたします。
ただ、こちらもまた広い範囲になりますので、まずは、地方企業とメディアの相性の良さについて
時代背景を踏まえ、取り上げられるコツ、つまり地方企業が備えるべき要素のみを
ピックアップいたします。


プレスリリースゼロで10ヶ月の取材40件。
地方企業×メディアの相性の良さ



では、実際に経営している2つのスイーツブランドでどの程度のメディア取材を2021年にいただいてきたか、すべてではありませんが、掲載いたします。
実績がなく、伝えているのではなく弊社がサポートさせていただく全ては、現場に立って、仮説検証を繰り返してきたものです。


セグメント(※市場において共通のニーズ、製品やサービスへの認識の手段、購買に決定するまでの過程、購買行動において共通する特定した顧客層を指します)をファミリーに向けたcotoyusweetsでは
拠点長崎のローカルメディアだけではなく、名古屋、北海道、そして全国放送のめざましテレビ、ZIP!など全国から、雑誌、WEBメディアなど媒体としても幅広くご紹介いただきました。

そして、希少性、独自性を強化し、お土産文化に定着させることで
ブランドコンセプト「次世代への継承」というミッションを掲げる
塩生キャラメル専門店 firando でも同じように多くの取材をいただいております。


広告費に換算すれば数百万の効果。しかし実は、一切の広告費をかけていないどころか
非常に驚かれるのが「プレスリリースすらも打っていない」という点です。


つまり、取材はプレスリリースを打って選ばれるもの、というのは、決してその限りではない、ということ。
マスメディアと地方企業の相性は格別に良い、という点が明らかです。


プレスリリースゼロなのに、取材が途絶えない理由



弊社が基礎構造を定めていく際、特に着目するのが「どこにCVルートがあるか」です。
CVルートというのは相手が行動を変えるルート、とも言い換えられます。


それが通販サイトや商品を紹介するランディングページ(LP)でしたら
CVルートを確立することで、お客様の購買を再現し続けることができますし


商談においては、取引依頼をいただき、成約につなげる確率を上げ
メディア取材においては、取材される確率が上がる、となります。


「どの行動導線を辿っているのか」に着目することで、真っ直ぐなCVルートを
明確に浮き上がらせることができる、という訳です。
無駄のない、シンプルな設計ですので、企業のアクションプランも削ぎ落とされ
成果獲得までの時間や人的コストも、伴ってミニマム化します。


全てにおいて、CVルートを確立させ、構造に変え、再現し続ける。
そのルートの動きが鈍くなってきたら何かしらの変化が起きているので
その原因を探す、ということをすれば良いので
改善するにしても、精度が上がります。



メディア関係者は、どのように取材先を探すのか?



2021年10月現在では、コロナ禍も少し収束した雰囲気がありますが
この誰も予測しなかった事態によってデジタルシフトが前倒しになったことは
皆さんもお気づきだと思うのですが


それより以前からすでに、メディア関係者は情報収集を検索から始めるようになりました
つまり、一般消費者の購買行動がネットから始まるようになっただけではなく
メディア関係者の情報収集にも、デジタルの力が大きく作用しています



つまり、オウンドメディア(自社サイト)を持っていない、や
ブランド価値が伝わる情報設計になっていない、や
SNSの運用に積極的でない、ということがいかに
取材対象から漏れるアクションであるか
、です。


メディア関係者が企画会議に上げやすい3つの条件



オウンドメディアを持っている。またはSNSを持っている。運用している。
その中で取材の企画会議に挙げられる商品と、会議に乗ることができない商品に分かれます。
さて、この違い、どこにあると思いますか?
これらも、取材スタッフの行動を観察していると明らかに見えてくるものです。


まずは「トレンド」です。
デジタルや流通が行き届いたことで、お取り寄せは大きく広がりました。
トレンドというのは、一時的なお取り寄せブーム、というわけではなく
お取り寄せの中のシーズナルなトレンド、という広域で定着している、と解釈して良い訳です。
地方企業の商品の販路は、地元からメディアの力を巻き込むことで
より広い商圏にリーチできる力を持つようになりました。


そして「独自性・希少性」です。
メディアにピックアップされるのは、どこにでもあるものではなく
唯一のもの、他にはないもの、です。
つまり、商品や事業を設計する際に基盤に仕込む独自性は、メディア拡散力も味方につける、ということです。


弊社では、徹底した独自性、希少性を追求しそのクライアントにしか生み出せない
事業、サービス、商品、ストーリーが何かを発掘することを重要としていますが
これはマスの力も巻き込むため、が含まれます。


最後に「画力」です。
どんなにデジタルを活用していても、どんなに独自性・希少性があったとしても
画力が弱いものは、企画会議に挙がることがありません。


しかも、コロナ禍では特に、現地取材そのものができなくなった中で
企業が提供する画像を使うしかない、となる訳ですよね。
そうなると、画力が弱い商品や
画力に力を入れていない企業、事業、サービスが
メディアの圧倒的な拡散力を巻き込めないのは、自然な流れだと言えます。


「トレンド」
「独自性・希少性」
「画力の強さ」



デジタルを活用した上で、この3点を備えると取材の獲得率は圧倒的に上がります。
広告費ゼロ、プレスリリースゼロでも、取材が途絶えない構造です。


地方企業、地方サービスはメディアと非常に相性が良いにも関わらず
その圧倒的な拡散力、届くリーチの広さや、社会的信頼度の高さを活用できていません。
それらは、デジタルを活用し、基礎骨格に必要なものを当てることで
巻き込む確率を上げることができます。


地方デジタルブランディング・マーケティングをサポートするRIGでは
メディアを巻き込む設計も含め、併走させていただきます。
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