Columnコラム

【Googleアナリティクス導入】自社サイトのアクセス分析を導入する方法

2021年10月20日

  • セールスプロモーション
  • 分析


通販サイト、コーポレート(企業)サイトにしても同様ですが
もれなく必要なのに、地方企業に抜け漏れているのが
Googleアナリティクスの紐付けと、アクセス分析のステップです。


そもそも、「Googleアナリティクス」というワード自体聞いたことがない、という経営者の方も多いのが現状ですが、これらはデジタル専門領域のお話ですので、ご相談など、お気軽にお寄せくださいませ。
こちらから


今回弊社の前身のコーポレートサイトを事例として
皆さんにGoogleアナリティクスとは何か?や


どうやってGoogleアナリティクスと紐付けるのか、など目的、手順を解説いたします。
工程は多く、初心者の方には難易度が高いですが、丁寧に解説していきます。

※2022年よりGA4がGoogleからリリースされたため、本記事の内容はGA導入に対応したものです※

Google analytics(グーグル アナリティクス )って?


Googleアナリティクスとは、Googleが提供するアクセス解析ツールです。
有料版もあるのですが、基本的には無料版でOKです。

Googleアナリティクスでは
登録したサイトのユーザーの行動に関するデータを把握することができます。
HP作ってるけど反応がない、というのは地方企業に多い事例だと思うのですが
HPはそもそも作って終わり、完了というものではなく
HPを作った後に、お客様がHP上を積極的に動き回ったり
企業が意図した行動導線をたどっていただくための改善など
無料でこんなにいいんですか、と言いたいレベルで
有益な情報を受け取ることができる機能です。


例えば、

「サイトの訪問者数はどれくらいか」
「訪問者はどのメディアから来たのか」
「訪問者の居住地はどこか」
「訪問者のサイト滞在時間や滞在導線は」
「使われたデバイスはスマホかパソコンか」など
ユーザーの動きを明瞭に把握することができます。


作業としては、多少難易度高いですが
とても大切なステップですので
「こういうものなんだな」という感覚値を持つ意味で
読み進めていただけるといいかなと思います。
(デジタルアレルギーの方が多い、というのが
地方にいて、体感覚としてありますので。笑)

Googleアナリティクスを導入しよう!


では、Googleアナリティクス導入を解説していきます。
(RIG ブログでは、地方中小企業の初心者さんでも分かるように
デジタルの基礎からブランディング、マーケティング、開発、流通など
「100年続けたい地方企業×デジタルノウハウ」を軸として公開いたします。)

※本記事の内容(機能、画面表示など)は2021年10月20日現在のGoogleアナリティクス(旧バージョン・新バージョン)に基づきます。バージョンアップなどにより変更が生じる可能性がありますので予めご了承ください。2020年10月以前に公開されている記事の多くは旧バージョンのものになりますので、相違があるのはそのためです。

※また、ご利用の環境(ブラウザ、サーバー、プラグイン、テーマ、またはそのバージョンや設定、WordPress本体のバージョンや設定など)によっては本記事の通りではない場合があります。あらかじめご了承ください。


ちなみに工程としては

1  Googleアカウントを取得する

2 Googleアナリティクスを開始する

3 プロパティを設定する

4 ビジネス概要を設定する

5 アナリティクス利用規約をチェックする

6 受信メール配信を設定する

7 データストリームを設定する

8 トラッキングIDを取得する

9 VK All in One Expansion Unit (プラグイン)をインストールし、有効化する

10 トラッキングIDを設置する

11 Googleアナリティクスが正しく設定されているか、動作確認する


となっております。
プラグインを導入することで通常難しいトラッキングIDとホームページの紐付けを
簡単にしておりますので、こちらの方法が初心者さんにはおすすめです。

(これを人口減少高齢化の地方にやって、というのは
実際難しいですよね。。。)
では、スタートです!

Googleアカウントを取得する


GoogleアカウントとGoogleアナリティクスのアカウントは
別々に設定する必要があります。
まずはGoogleアカウント作成から。
▷Googleアカウント作成はこちらから

①に姓名、または会社名、ホームページ名を入力します。

②にユーザー名を半角英数字と記号を組み合わせて8文字以上で入力します。

③に任意のパスワードを2回入力(左枠が設定したいパスワード、右枠は確認用に同じパスワードを入力)します。

④「次へ」ボタンをクリックします。

表示された入力欄に必要事項を記入、プライバシーポリシーに「同意する」をクリックします。

Googleアカウント作成は以上です。
次に移ります。

Googleアナリティクスを設定する


Googleアナリティクスにアクセスし、「無料で利用する」ボタンをクリックします。
アカウントの選択画面が表示されるので、作成したGoogleアカウントを選択します。


「測定を開始する」をクリックします。

「アカウントの設定」でアカウント名(漢字・ひらがな・カタカナ・英数字・記号が使用可能)を入力します。
「次へ」ボタンをクリックします。

「プロパティの設定」を開き
プロパティ名(英数字・記号)を入力。
国 、日本を選択
通貨 、日本円を選択します。

「詳細オプションを表示」をクリックします。

「ユニバーサルアナリティクス プロパティの作成」画面になります。

URLを入力します。
「Googleアナリティクス4とユニバーサルアナリティクスのプロパティを両方作成する」と「Googleアナリティクス4プロパティの拡張計測機能を有効にする」にチェックし
「次へ」を選択します。

ホームページアドレスは赤枠部分です。

「ビジネスの概要」で
「業種」
「ビジネスの規模」
「利用目的」をそれぞれ選択します。
「作成」ボタンをクリックします。

ポップアップ画面「Googleアナリティクス利用規約」が表示されます。


国、日本を選択します。
「GDPRで必須となるデータ処理規約にも同意します」にチェックを入れます。
「同意する」ボタンをクリックします。

ポップアップ画面「自分のメール配信」で配信画面に移ります。
希望するメールにチェックを入れて「保存」をクリックすると
プロパティ作成は完了です!

データ ストリームを追加する


プロパティ作成が完了すると画面がこちらになります。

こちらはこの画面で一度ステイし
別タブでワードプレス管理画面を開きます。

プラグインの新規追加を行います。
※ものすっっっっごく端折って簡単にまとめると(なぜならば長くなるから!!!!!!)
VK All in One Expansion Unit はウェブサイトに求められる様々な機能を実装した多機能統合型プラグインです。プラグインとは何ぞや、って方はググってください。(なぜならば長くなるから!!!!!!!!)※

① プラグインをクリックします
② 新規追加をクリックします
③ VK All in One Expansion Unit をコピー&ペーストします
④ 「今すぐインストール」をクリックし、「有効化」をクリックします。
※RIG HPはすでにインストールしていたので、有効になっています。※

VK All in One Expansion Unit が追加されますが、初期設定のままで問題ありません。

ワードプレスカスタマイズからトラッキングIDを設定する


外観をクリックします。
カスタマイズをクリックします。


カスタマイズ画面の1番下にある
ExUnit 設定をクリックします。


Google analytics設定をクリックします。


アナリティクス管理画面にタブを切り替え
Gから始まる測定IDをコピーします。


GoogleアナリティクスのIDに
コピーした文字列をペーストし、トラッキングIDの設置完了です。

Googleアナリティクスが正しく設定されているか、動作確認をする

Googleアナリティクスと連携させたWordPressサイト(ホームページ)を表示します。
すでに開いてしばらく時間が経っているなら、リロード(再読み込み)してください。

次にGoogleアナリティクスを開きます。
メニューから「リアルタイム」を選択すると、画面が表示されます。

「過去30分のユーザー」に1以上の数字が表示されれば、動作は正常です!
以上です!
お疲れ様でした!

アクセス分析は、お客様に寄り添うこと


ここまで細かな手順を踏むことに
大変だと思う方もいらっしゃるでしょうが
そもそも企業が提供する価値は
お客様のために存在するものです。
届いて、届けて初めて
企業が持続可能な事業として存在する、とも言えます。


4G、5Gと圧倒的な速度でデジタルが発達し
私たちの購買活動は明らかに変化しました。
スマホというデバイスが広まったことで
デジタルにないものは、存在そのものがカウントされず
地方にどんなに上質な商品、サービスがあったとしても
それがお客様に届かない情報なら
あるいは、ユーザビリティーと言われる
ユーザーに快適な情報提供の見せ方、設計になっていなければ
衰退してしまう、ということです。


今日の新たなクライアントさんと打ち合わせをさせていただきましたが
HPは持った方がいいですか?とおっしゃるわけです。
それはもう断言して、YESです。


ただ、このようにたった一つの設定を取ってみても
やったことがない企業様には難易度が高いですし
実務として経験しコンサルティングをしている方も稀です。


RIGでは、地方デジタルを軸に、マーケティング・ブランディング・販路開拓や
顧客様との長期的な信頼関係の作り方
SNSの効果的な運用などをサポートさせていただいております。


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では、また更新します!